大谷翔平、1号3ランも…中継ぎ陣崩れてエンゼルス逆転負け

 マリナーズ戦の4回、今季初本塁打となる逆転3ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(提供 ゲッティ=共同通信社)
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 「エンゼルス7-10マリナーズ」(29日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「4番・指名打者」で出場し、四回に1号3ランを放つなど、5打数1安打3打点だった。打率は・158(19打数3安打)。待望の一発でいったんは逆転に成功したが、味方中継ぎ陣がリードを守り切れず、チームは敗れた。

 今季初めて4番で起用された大谷は、初回2死一塁の場面で初対決の右腕ダンの初球148キロ直球を打って右直。低いライナー性の打球は右翼手のダイビングキャッチに阻まれた。

 待望の1本は0-1の四回だ。無死一、二塁の絶好機。今季初めて4番で起用された大谷はダンにカウント0-2と追い込まれながら130キロカーブを完璧にとらえた。内角低め、足首付近の難コース。速度は163キロ、飛距離123メートルの打球は無観客の右中間席に突き刺さった。

 大谷は新型コロナウイルス感染拡大防止の規定に従い、一、三塁両ベースコーチとはエア・タッチでダイヤモンドを一周。今季4戦16打席目で初、左膝手術のため昨季最後の試合となった19年9月11日のインディアンス戦以来、322日ぶりのホームラン。トラウトやレンドンらチームメートからはエア・ハイファイブやエルボータッチで祝福された。

 エンゼルスは五回にグッドウィンにも今季初本塁打が飛び出し、3点をリードしたが、中継ぎ陣が崩れた。六回に一挙5点を奪われ、逆転されると、再逆転に成功した七回には2点を許して再び逆転された。

 大谷の六回の第3打席は3番手右腕ショウに空振り三振。カウント1-2から外角高めの153キロにバットは空を切った。7-8の七回1死一塁の場面は5番手右腕ウィリアムズの初球を打って二ゴロだった。

 7-10の九回2死三塁の場面は抑えのアルタビラに対し、カウント1-1から156キロ直球を打ち上げて中飛。最後の打者になった。

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