ダルビッシュが2勝目 辛抱強く7回1失点「守備に助けられた」
「ロイヤルズ1-6カブス」(5日、カンザスシティー)
ダルビッシュは7回を5安打1失点で2勝目を挙げた。本調子ではない中で辛抱強く打線の援護を待ち、自身2連勝をたぐり寄せ、「(自分に)ぶち切れることもあったが、引きずることなく投げられた」と振り返った。
序盤は制球に苦しみ、三回無死一、三塁のピンチを招く。ここでピッチャー返しにグラブを差し出し、打球を弾いた。二塁手のボティが捕球して二塁を踏むと、一塁に送球して併殺打が完成。この回を最少失点で切り抜け「今日は本当に守備に助けられた」とバックに感謝した。
チームの連勝を6に伸ばし「自分で切らないようにと思って投げているのがいい方向に出ている」と言う。ロス監督は「7回を投げ切ってくれたし、最後の2回は速球で相手打者を圧倒していた」と頼もしそうに話した。