大谷翔平、6日ぶり打者出場で第1打席本塁打 敵地解説も感服「本当に凄い」
「マリナーズ1-6エンゼルス」(6日、シアトル)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「4番・指名打者」で右腕負傷後初めて出場し、二回の第1打席で3号先制ソロを放つなど、3打数1安打1四球、1打点、2得点。大谷のバットで主導権を握ったチームは快勝した。
「グッバイ!ベースボール!ショウヘイ・オオタニ、逆方向へホームラン!」
大谷が二回の打席で放った滞空時間の長い打球が左翼フェンスを越えた瞬間、そう叫んだのはマリナーズのラジオ実況リック・リズ氏だ。マリナーズに所属したイチロー氏の外野からのノーバウンド返球を『レーザービーム』と名付けたベテランは、大谷の右腕故障を話題に挙げて「投げることができないならバットを振ることも問題だと考えるでしょう。(左)打者にとっては引き手であり、利き手ですからね」と説明。
解説のゴールドスミス氏は「最後に打席に立ったのが7月最後の日。本当に凄いですね」と感服すると、リズ氏も「信じられない」と驚きを隠せなかった。