マエケン メジャー50勝 新天地で無傷3勝目 渡米5年目「今が一番いい状態」

 「ブルワーズ2-12ツインズ」(12日、ミルウォーキー)

 ツインズの前田健太投手(32)は12日、ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦に先発し、6回2/3を投げて5安打2失点、5奪三振1四球で無傷の3勝目を挙げた。メジャー通算50勝目。

 序盤は完璧に抑え、五回までわずか50球で効率よく無失点とした。前田は強力打線の大量援護にも恵まれ、悠々と白星を手にした。イニング途中での降板を「しっかり打ち取って七回を終えたかった」と反省しつつも「どんどん打ち取ることができてよかった」と余韻に浸った。

 新天地で4戦3勝と早くも欠かせない戦力になった。「試行錯誤しながら、いいところを出せている。投手コーチ、捕手ともいろいろ話して、いい結果につながっている」と自己分析。この日の試合前には捕手のガーバーと話し合い「要求通り、しっかり投げられた」と前田。ガーバーは「スライダー、チェンジアップが非常に良かった」と称えた。

 メジャー5年目で節目の勝利数に到達し「年々、成長できてる感じはある。こっちに来て今が一番いい状態」と言う。試合前に「何よりも平均をはるかに上回る先発だから」と獲得理由を挙げていたバルデリ監督。試合後は「今夜のケンタは魔法のようだった」と、その判断の正しさを確信するように言った。

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