ダル、11K快投で3勝目 7回1死までノーヒッ投!制球難も粘った

 「カブス4-2ブルワーズ」(13日、シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手(33)は13日、シカゴで行われたブルワーズ戦に先発し、7回を本塁打による1安打1失点、11三振3四死球で3勝目(1敗)を挙げた。七回途中までノーヒットの快投だった。

 六回まで無安打無失点で快挙に近づいた。七回1死からソロを浴びたダルビッシュは「詰まってるなと思ったけど、ブルワーズのベンチが騒いでたので、いったかなと思った」と冷静に振り返った。

 「絶好調というわけではなかった」と言うように制球に苦しむ。六回まで92球を要し「ノーヒッターは知っていたが、球数を考えたら完投はないなと思っていた」そうで、本塁打後も「次の打者をしっかり抑えようと思った」と平常心だった。

 新型コロナウイルスの集団感染が発生したカージナルスとの対戦が延期された影響で、中7日と間隔が空いた。難しい調整でも毎回で今季最多の11三振を奪う好投で、ロス監督は「遅い球の制球が良かった」と評価。捕手のカラティニは「カットボールが得意だが、他の球種を交ぜることで彼のベストを絞り出した」と語った。

 ツインズの前田が前日、同じブルワーズ相手に七回途中2失点で勝っていた。「それより良くないと前田に何を言われるか分からない」と先輩の貫禄を漂わせた。

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