大谷翔平、4打数無安打 2度の得点機生かせず チームは今季3度目3連敗
「エンゼルス5-6ドジャース」(15日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「5番・指名打者」で出場し、4打数無安打。2度の得点機を生かせず打率を・200(60打数12安打6四球)とした。チームは延長十回に勝ち越されて今季3度目の3連敗を喫した。
二回の第1打席は初対決の先発ビューラーに投ゴロ。カウント1-2と追い込まれた後の5球目、内角高めのスライダーを打ったが、ワンバウンドの打球は投手の正面だった。
4番レンドンの適時二塁打で1点差に詰め寄り、なおも2死二、三塁の三回の打席は二ゴロ。カウント1-1から低めの151キロカットボールを一、二塁間へはじき返したが、二塁手のダイビングキャッチに阻まれ、逆転機を逸した。
勝ち越しに成功した五回2死二塁の好機は2番手左腕ファーガソンに見逃し三振。カウント1-2から内角低め156キロ直球に手が出なかった。
同点の八回1死走者なしの第4打席は4番手左腕マギーに左飛。ワンストライクから外角高めの153キロ直球を逆方向へはじき返したが、飛距離115メートルの打球は左翼手のグラブに収まった。
試合は、エンゼルスが初回にトラウトの9号2ランで先制したが、先発ヒーニーが二回にベッツの2点適時打で追いつかれ、三回にはマンシーの2点適時打で勝ち越しを許す。三回にレンドンの適時打で1点差に詰め寄り、五回には3連打で2点を奪って逆転に成功したが、七回に中継ぎペーニャがベッツに8号ソロを浴びて再び追いつかれた。同点の延長十回に6番手ミドルトンが勝ち越し右犠飛を許して敗れた。