大谷翔平、自己最悪タイ15打席連続無安打 七回を終えて打率・173
「ジャイアンツ-エンゼルス」(20日、サンフランシスコ)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「5番・指名打者」で出場し、七回の第4打席を終えてノーヒット。15日のドジャース戦から続いている連続無安打打席を自己ワーストタイの15(1四球含む)とした。打率は・173。
初回2死一塁の第1打席は初対決の右腕ゴーズマンに三ゴロ。カウント1-1から低めの153キロ直球を打って出たが、差し込まれて三塁側へファウルにした後、ボール一つを挟んで外角低めの135キロスプリットにバランスを崩され、打球はシフトを敷いて二塁ベースの右に位置した三塁手の正面だった。
1-6の三回2死一塁の打席は初球、真ん中の154キロ直球をファウルにした後、内角高めの154キロ直球を空振りし、3球目の外角低めのスプリットにバットを伸ばしてファウルする粘りを見せたが、カウント1-2から内角156キロ直球に手が出ず、見逃し三振を喫した。
4番レンドンのこの日2本目の適時打で反撃ムードの五回1死一、二塁の好機は見逃し三振。初球のスプリットを空振りし、ボール1つ挟んだ後のボール気味の内角高めの153キロ直球をファウルにして追い込まれる。4球目のスプリットをファウルにしたが、外角のゾーンからはずれる156キロ直球にバットは空を切った。
4-10の七回1死三塁の打席は3番手右腕アンダーソンに投ゴロ。初球、外角153キロ直球を見送りストライク、2球目内角153キロ直球をファウルにして追い込まれ、2球連続ボールでカウント2-2とした後、外角低めのスライダーにバランスを崩されながらライナー性の打球を投手正面へ放ったが、相手投手の好守に阻まれた。
15打席連続無安打は18年7月25~28日、昨年8月28日~9月3日に並ぶ自己ワースト記録。