大谷翔平、自己最悪16打席連続無安打で打率・171 借金今季最多10
「ジャイアンツ10-5エンゼルス」(20日、サンフランシスコ)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「5番・指名打者」で出場し、5打数無安打2三振。15日のドジャース戦から続いている連続無安打打席は自己ワーストの16(1四球含む)で打率は・171(76打数13安打7四球)。チームは今季4度目の3連敗で借金は同最多の10となった。
初回2死一塁の第1打席は初対決の右腕ゴーズマンに三ゴロ。カウント1-1から低めの153キロ直球を打って出たが、差し込まれて三塁側へファウルに。ボール1つを挟んで外角低めの135キロスプリットにバランスを崩され、打球はシフトを敷いて二塁ベースの右に位置した三塁手の正面に転がった。
1-6の三回2死一塁の打席は初球、真ん中の154キロ直球をファウルにした後、内角高めの154キロ直球を空振り。3球目の外角低めのスプリットにバットを伸ばしてファウルにする粘りを見せたが、カウント1-2から内角156キロ直球に手が出ず、見逃し三振を喫した。
4番レンドンのこの日2本目の適時打で反撃ムードの五回1死一、二塁の好機は見逃し三振。初球のスプリットを空振りし、ボール1つ挟んだ後のボール気味の内角高めの153キロ直球をファウルにして追い込まれる。4球目のスプリットをファウルにしたが、最後は外角のゾーンから外れる156キロ直球にバットは空を切った。
4-10の七回1死三塁の好機は3番手右腕アンダーソンに投ゴロ。初球、外角153キロ直球を見送ってストライク、2球目内角153キロ直球をファウルにし、2球連続ボールでカウント2-2。5球目、外角低めのスライダーにバットを伸ばし、ライナー性の打球を投手正面へ放ったが、相手投手の好守に阻まれた。
5-10の九回1死走者なしの第5打席は5番手左腕ガルシアに二ゴロ。2球連続で外寄りのストライクを見送り、カウント1-2から4球目の内角低め151キロの直球をとらえきれず、力のないゴロとなった。
試合は、エンゼルスが初回、復調したレンドンの適時打で先制したが、今季初先発のスアレスが立ち上がりから安定せず、2回途中4失点KO。2番手のアンドリースも適時打と押し出し四球で2点を許す。三回からは4日前に先発し4回途中、60球を投げて4失点で敗戦投手になったテラーンを投入するも2点適時打を浴びて火に油を注ぐ格好に。三回を終えて1-8と一方的な展開となった。