マリナーズ・菊池 初星ならず 4回2/3を5失点、三回の大量失点悔やむ

 「マリナーズ1-6ドジャーズ」(20日、シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手(29)がドジャース戦に先発し、4回2/3を4安打5失点。今季初勝利はまたもお預けとなり、2敗目を喫した。

 「三回に尽きる。あそこでもう少し失点を防げていれば…」。無死一、二塁から9番打者を空振り三振に仕留めたかに見えたが、ファウルの宣告。そこから右翼線二塁打など3安打で4点を失い、主導権を握られた。

 寝違えによる首の張りは問題なかったという。直球で押し、鋭く変化するスライダーが効果的だったが、ナ・リーグ屈指の強打線は抑えられなかった。

 相手マウンドはサイ・ヤング賞3度獲得のカーショー。七回まで1失点だった左腕に「三つの球種を投げたいところに投げている。目指すべきはああいう投球」と、考えさせられることが多い登板だったようだ。

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