大谷翔平、日米自己ワースト19打席無安打 日ハム時代の右足上げる打法に戻す
「アスレチックス-エンゼルス」(22日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「5番・指名打者」で出場し、五回の打席を終えて無安打。16日のドジャース戦の第1打席に右前打に放った後は19打席連続ノーヒット(2四球含む)で、日本ハム時代の13年に記録した自己ワースト記録を更新した。
前日は打撃感覚を取り戻す時間を与えられ、4試合ぶりに出場機会のなかった大谷。この日はこれまでのノーステップ打法ではなく、日本時代の右足を上げるフォームで打席に立った。
この日の相手先発は12日の対決で2打席無安打に抑えられた右腕のバシット。1-0の初回1死一、二塁の好機はカウント3-1から高めに外れる153キロシンカーを見送って一塁へ歩いた。
3点リードの四回は先頭で右直。1ボールから低めの148キロを打ったが、打球速度158キロ、飛距離92メートルの打球は右翼手のグラブに収まった。18打席連続無安打(2四球含む)でプロ1年目の13年に記録した自己ワースト記録に並んだ。
五回1死一塁の打席は初球151キロシンカーに立ち遅れ気味のスイングで空振り、3球連続ボールでカウント3-1とした後、外角低めの151キロシンカーを再び空振り。6球目の高速シンカーをファウルにし、最後は7球目、150キロ直球をアッパースイングでとらえにいったが、バットは空を切った。