大谷翔平が守備練習「ほれぼれする」指揮官が将来の外野手起用に含み

 春季キャンプで外野の守備練習をする大谷=2月13日(撮影・小林信行)
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 「第1試合、アストロズ6-3エンゼルス」

 「第2試合、アストロズ5-12エンゼルス」(25日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)はアストロズとのダブルヘッダー(7イニング制)で初めて1日2試合に出場。第1試合は「5番・指名打者」で2打数無安打1四球、第2試合は「4番・指名打者」で七回に2点適時二塁打を放つなど、4打数2安打2打点、1四球、1盗塁だった。3戦ぶり今季5度目のマルチ安打で打率は・183(93打数17安打10四球)。チームは連敗を3で止めた。

 試合前の監督会見で大谷の守備が話題になった。大リーグ公式サイトによると、前日24日の試合前に大谷が外野で飛球を追い、一塁でゴロ打球を処理したという。

 大谷は一昨年10月に右肘手術を受け、投手復活を期して今季は2度目の登板で右前腕部を故障。今季の投手復帰を断念したこともあり、米メディアも同選手の野手起用には注目している様子。守備練習の意図を問われたマドン監督は、右腕故障で投球再開のめどが立っていない現状を説明しながら「当面の計画は何もない」と今季の野手起用を完全否定した。

 しかし、その一方で指揮官は「今はただの練習だが、見ていて彼がいかに万能な選手かがわかる」と話し、「右中間深くに飛んだ打球を追っている時の動きは完璧で軽快。ほれぼれする」と絶賛。「彼は外野のどのポジションでも守ることができると我々は考えている」と将来の外野手起用の可能性に含みをもたせた。

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