MLBで7試合延期 黒人銃撃事件への抗議行動さらに拡大
米大リーグで27日(日本時間28日)に予定されていた7試合が延期された。米ウィスコンシン州ケノーシャで23日に起こった警官による黒人銃撃事件に対する抗議行動として選手たちが出場を拒否。前日の3試合からさらに拡大した。
この日は前田が所属するツインズータイガース戦、筒香が所属するレイズ-オリオールズ戦、山口が所属するブルージェイズ-レッドソックス戦、ナショナルズ-フィリーズ戦、レンジャーズ-アスレチックス戦、ダイヤモンドバックス-ロッキーズ戦、メッツ-マーリンズ戦の7試合が延期された。
前日に延期されたマリナーズ-パドレス戦など3試合は予定どおり開催された。
米大リーグ機構(MLB)は26日に各チームの抗議行動に関する声明を発表。「ジェイコブ・ブレーク氏への銃撃事件により、ウィスコンシンのコミュニティにもたらされた苦痛を考慮した時、今夜の試合に出場しないという多くの選手の決断を私たちは尊重します。MLBは今後も私たちの社会の変革を求めて団結し、人種差別と不当行為を撲滅するための戦いに協力していきます」とつづった。