菊池雄星、今季初勝利&日米80勝 5回3失点6K 最速157キロ

 「パドレス3-8マリナーズ」(27日、サンディエゴ)

 マリナーズの菊池雄星投手(29)はダブルヘッダー2試合目に登板し、5回7安打3失点、6三振で今季初勝利。今季成績を1勝2敗、防御率6・12とした。日米通算80勝目。81球を投げてストライクは55球。最速は157キロを計時した。

 味方打線の満塁弾などで6点の大量援護を受けてマウンドに立った菊池。ここまで0勝2敗、防御率6・30の左腕は初回、先頭グリシャムを150キロカットボールで見逃し三振、続くタティスJr.を145キロスプリットで空振り三振に斬った。しかし、3番マチャドに135キロスライダーを左翼席へ運ばれて失点。二回は1死から3連打で1点を追加されたが、後続を連続空振り三振で最少失点に抑えた。

 三回は10球で3人を料理すると、四回は2つの空振り三振を奪うなど、連続無失点。五回は先頭にカウント2-2から154キロ直球を右中間人塁打にされると、1番グリシャムにもカウント1-2と追い込みながら内角低めの154キロ直球を右前適時打。しかし、この日は大崩れせず、最後はマチャドを140キロスプリットで三ゴロ併殺打に仕留めてマウンドを降りた。

 今季特別ルールによりダブルヘッダーの試合は7イニング制。5点リードの七回から平野が4番手で登板し、1回を無失点に抑えて試合を締めた。

 菊池が勝利投手になるのは今季初、昨年9月1日のレンジャーズ戦以来。西武時代の73勝と合わせて日米通算80勝とした。

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