大谷翔平 左腕から痛烈二塁打 四球→二盗→同点ホーム
「エンゼルス3-2マリナーズ」(28日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「2番・指名打者」で出場し、3打数1安打1盗塁、1得点。2戦連続安打で打率を・188(96打数18安打11四球)。チームは逆転勝ちで2連勝。
2試合ぶりに2番で起用された大谷は初回、初顔合わせの左腕マーゲビシャスに空振り三振。ワンボールから内角高めの146キロ直球を空振りした後、2球連続の113キロカーブをファウルにし、高めの148キロにバットは空を切った。
痛烈な打球は三回だ。ワンストライクから2球目、内角高めの143キロ直球を右翼線際へはじき返し、滑り込むことなく、二塁に達した。
1点を追う六回は四球で出塁。今季4盗塁目となる二盗を成功させ、プホルスの左翼線二塁打で同点のホームイン。続くアップトンにも適時打が飛び出し、逆転に成功した。
2-1の七回2死一、二塁の好機は見逃し三振。中継ぎ右腕ラミレスに対し、ワンボールから156キロ直球を空振り、156キロ直球を見逃しストライクで追い込まれ、外角低めの130キロスライダーにバットを止めて見送ったが、球審の判定はストライクだった。
試合途中にチームメイトのラステラがアスレチックスへトレードされたことが発表された。この日のスタメンを外れていた同内野手は三回のベンチで同僚たちと抱擁を交わして別れを告げる場面もあった。