大谷 足で勝利に貢献 四球→二盗→同点ホーム 監督「彼の大ファンだ」

 「エンゼルス3-2マリナーズ」(28日、アナハイム)

 足技で勝機を呼び込んだ。0-1の六回、先頭で四球を選んだ大谷は執ようなけん制球をかいくぐり、今季4盗塁目となる二盗に成功。その後、プホルスの通算2088打点目となる適時二塁打で同点ホームを踏んだ。

 この日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」にちなみ、大谷ら全選手が背番号42をつけてプレー。「彼の身体能力はメジャーのトップクラス。僕は彼の大ファンだ」。試合後の会見で大谷をそう評したマドン監督は「打撃以外でも勝利に貢献できる。間違いなく、この男は毎日出場すべき選手だ」と言った。

 三回は初対戦の左腕マーゲビシャスから右翼線二塁打。依然として打率は1割台だが、指揮官は「とてもいい状態でシーズンを終われると本当に思う。うまく適応し始めている」とうなずいた。

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