大谷翔平、1番起用の理由 指揮官「理にかなっている」
「エンゼルス-パドレス」(2日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が「1番・指名打者」で出場することが発表された。大谷の1番はメジャー3年目、239戦目で初めて。
試合前のオンライン会見でマドン監督は大谷をリードオフマンに抜てきした理由について、1番を打っていたフレッチャーが8月30日のマリナーズ戦で左足首を捻挫して欠場していることを挙げ、「残っている選手を見た時に理にかなっていると思った」と説明した。大谷がスタメンを外れた8月31日の試合では1番にシモンズを起用している。
大谷はここまで打者で28試合に出場して、打率・189(106打数20安打13四球)、5本塁打、18打点、5盗塁、出塁率・283。前戦8月31日のマリナーズ戦は九回に代打で登場し、過去の対戦10打数無安打と苦にしていた左腕ゴンザレスから右足を上げる新フォームでバットを折りながら右前打を記録した。
この日の試合前のフリー打撃では右足を上げるフォームで35スイング。ライナー性の打球が目立ち、センターから左方向を中心に4本の柵越えを放った。
エンゼルスのラインアップは以下のとおり。
1番・DH 大谷 打率・189、5本塁打、18打点
2番・中堅 トラウト 打率・268、12本塁打、32打点
3番・三塁 レンドン 打率・291、6本塁打、19打点
4番・左翼 アップトン 打率・138、4本塁打、10打点
5番・一塁 プホルス 打率・223、3本塁打、15打点
6番・遊撃 シモンズ 打率・304、0本塁打、2打点
7番・右翼 アデル 打率・173、2本塁打、4打点
8番・捕手 ベムブーム 打率・211、1本塁打、2打点
9番・二塁 レンヒフォ 打率・158、1本塁打、1打点
投手 テラーン 0勝2敗、防御率9・17