大谷翔平、メジャー初の1番で無安打2四球 打率・185 チーム3連敗で借金13

 「エンゼルス4-11パドレス」(2日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「1番・指名打者」で出場し、2打数無安打2四球。3試合ぶりノーヒットで打率を・185(108打数20安打15四球)とした。チームは大敗し、今季6度目の3連敗。借金はシーズン最多タイの13。

 メジャー3年目で初めて1番で出場した大谷だったが、快音を響かせることはできなかった。初回の打席は初対決の右腕ラメットに一ゴロ。フルカウントから7球目、内角低め142キロスライダーで打ち取られた。

 三回2死走者なしの第2打席は四球。1球もスイングすることなくフルカウントとなり、6球目の高め156キロ直球をファウルにした後、外にはずれるスライダーを見送って一塁へ歩いた。続くトラウトの13号先制2ランを呼び込んだ。

 3-2の五回1死の打席は空振り三振。ワンボールから内角低めのスライダーを空振りし、見送った外角からゾーンに入ってくるスライダー見送りストライク。最後はワンバウンドになる内角低めスライダーにバットは止まらなかった。

 八回に味方中継ぎ陣が大炎上して8点を奪われ、3-11となった八回の打席は四球。2番手左腕ヒルに対し、カウント2-1から内角高めの140キロシンカーを豪快に空振りして追い込まれた後、2球連続ボールを見極めて出塁した。

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