大谷翔平、快足内野安打 打率・189 チームは完封リレーで連敗止める
「エンゼルス2-0パドレス」(3日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「5番・指名打者」で出場して3打数1安打。打率を・189(111打数21安打15四球)とした。チームは3投手による完封リレーで連敗を「3」で止めた。
8月25日のアストロズ戦以来7試合ぶりに5番に入った大谷は二回無死一塁の打席で見逃し三振。メジャー1年目の18年8月3日の対戦で2打席連続本塁打を記録した右腕クレビンジャーに対し、右足を上げる新フォームで臨んだが、フルカウントから見送った内角高めの130キロスライダーをストライクと判定された。スタートを切った一走アップトンが二塁で憤死する最悪の結果となった。
2点リードの四回無死一塁の打席はノーステップ打法で左飛。2球連続で見送った外角球がストライクとなって追い込まれ、ファウルなどでカウント2-2とした後、8球目、外角低めの151キロ直球をバットに当てるようなスイングでとらえたが、飛距離は出なかった。
先頭で打席に入った七回は代わったばかりの左腕ストラハムから一塁内野安打。初球、内角150キロシンカーを空振り、続く外角低めの140キロシンカーを見逃しストライクで追い込まれ、見送った外角高めのカーブはわずかにはずれてカウント1-2となった後、低めのカーブを打って引っ掛け気味のゴロ打球は一塁手の左へ。ベースカバーに入った投手との競走は一旦は「アウト」と判定されたが、ビデオ検証の結果、「セーフ」に覆った。
この日は試合前のフィールドで一塁の守備位置で特守。初めてファーストミットを使用してゴロ打球を処理したほか、遊撃手からの送球を受ける練習も行った。