大谷、自身初のサヨナラ打も本音チラリ「普通のシーズンで打ってみたかった」
「エンゼルス6-5アストロズ」(4日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「4番・指名打者」で出場し、同点の延長十一回にメジャー自己初のサヨナラ打を放った。この日は5打数1安打1打点、1四球で打率は・190(116打数22安打16四球)。チームは連勝した。
5打席無安打(1四球含む)で迎えた延長十一回。1死二塁の場面で打席に立った大谷は6番手左腕レイリーに対し、スリーボールから内角シンカーをファウルにした後、高めのストライクを見送ってフルカウント。6球目、真ん中に入った130キロスライダーをラインドライブで右前へ運び、チームに勝利をもたらした。
勝利が決まると、大谷を中心に一塁付近で仲間が集まった。「うれしいです」と喜んだ大谷だったが、新型コロナウイルス対策でソーシャルディスタンスを保っての祝福に「あまり、みんながくっつかないような感じでやっていたので、普通のシーズンで打ってみたかった」と本音も漏らした。