トラウト、エンゼルス球団新記録の通算300号 29歳1カ月、1235試合目
「エンゼルス-アストロズ、ダブルヘッダー第1試合」(5日、アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手(29)は「3番・中堅」で出場し、三回に2戦連発となる15号2ラン。メジャー通算300本塁打とし、球団新記録を樹立した。
前日の試合でティム・サーモンの持つ球団記録299本塁打に並んでいたトラウトは初回の打席で左翼線二塁打を放ち、4番大谷の左前適時打で先制のホームイン。1-4と逆転された三回1死二塁の打席は、カウント1-2と追い込まれながら外角150キロを逆方向の右翼席へ運び、球団記録を更新した。15号はメジャー1位。
トラウトは2009年ドラフトでエンゼルスから1巡目25位で指名され、11年7月、19歳の若さでメジャーデビュー。実質1年目の12年に打率・326、30本塁打、83打点、リーグ最多の49盗塁をマークして新人王を獲得した。14年には打率・287、36本塁打、リーグ最多の111打点、33盗塁でMVP初受賞。17、19年にも選手として最高の栄誉を手にしたほか、昨季まで球宴8年連続出場を果たしている。