大谷 2戦連続タイムリー!酷暑のダブルヘッダー連勝で制す
「第1試合、エンゼルス10-9アストロズ」
「第2試合、エンゼルス7-6アストロズ」(5日、アナハイム)
試合開始時の気温は42・8度。本拠地記録を更新する酷暑となったアストロズとのダブルヘッダー第1試合で、エンゼルスの大谷翔平投手(26)がチームを活気づかせた。
初回2死二塁。フルカウントから内角高めカットボールに詰まりながらも左前へ運んだ。前日のメジャー自身初のサヨナラ打に続く2戦連続適時打。空振りやファウルにすることなく、ヒットゾーンにはじき返したところに収穫があった。
8月24日から一塁と外野の守備練習を開始。試合前の監督会見で大谷の守備が話題になった。マドン監督は今季の野手起用には「分からない」と消極的だったが、「彼は一塁も外野も簡単にできる。これから熟考すべきことだ」と来季以降の野手出場の可能性は否定しなかった。
この日のダブルヘッダーはいずれも逆転勝ちで今季初の4連勝。打率1割9分台の大谷がチームとともに上昇気流に乗っていく。