盗塁王8回のルー・ブロック氏死去 通算938盗塁&3023安打 米報道
快足巧打の外野手としてカージナルスなどでメジャー通算3023安打&938盗塁の記録を残した、ルー・ブロック氏が6日(日本時間7日)に死去したと地元紙セントルイス・ポストディスパッチ(電子版)が伝えた。81歳だった。
ブロック氏は61年にカブスでメジャーデビューを果たし、俊足巧打の外野手として活躍。64年途中にカージナルスへトレードされると、さらなる飛躍を遂げ、66年に74盗塁で初めてタイトルを獲得。74年には当時のメジャー記録となる118盗塁をマークするなど、9シーズンで8度の盗塁王に輝いた。
不動の1番打者として、カージナルスでは64年と67年のワールドチャンピオンに貢献。球宴にも6回選出された。
メジャー19年の通算成績は2616試合、打率・293、3023安打、149本塁打、900打点、1610得点。938盗塁はナ・リーグ記録でリッキーヘンダーソンの1406盗塁に次ぐ歴代2位の数字。85年に殿堂入りした。
大リーグではメッツなどで通算311勝を記録し、殿堂入りしているトム・シーバー氏が8月31日に亡くなったばかり。相次ぐレジェンドの死がメジャーファンを悲しませている。