元中日・ロドリゲス 左脚痛めて戦線離脱 今季絶望の可能性
昨季まで中日で活躍したレンジャーズのジョエリー・ロドリゲス投手(28)が6日(日本時間7日)、左太もも裏のけがで負傷者リスト入りした。球団が発表した。
ロドリゲスは前日5日(同6日)のマリナーズ戦に同点の七回から3番手で登板。2死から3番ルイスへ2球目を投げた直後に左脚を負傷した。苦痛に顔をゆがめながらマウンド上に倒れ込んだ。自力で歩くことができず、ウッドワード監督とトレーナーに両脇を抱えられてベンチへ戻った。
今シーズン、約3年ぶりにメジャー復帰を果たしたロドリゲスはここまで12試合に登板し、防御率2・13、3ホールド。12回2/3を投げて17三振、奪三振率12・1を記録するなど、安定した投球を披露していた。
レギュラーシーズンは27日に終了するため、大リーグ公式サイトは「今季は再び投げることはないかもしれない」とシーズン絶望の可能性を示唆。また、「MLBトレード・ルーマーズ」は「チームにとっては不運な故障」「現時点でチームで最も信頼できる中継ぎ投手として自身の立場を確立しつつある」などと伝えた。
ロドリゲスは18、19年に中日でプレーし、90登板、3勝7敗2セーブ、50ホールド、防御率1・85をマーク。昨季はリーグ最多の41ホールドを記録するなど、日本での実績を高く評価され、昨年12月にレンジャーズと2年550万ドル(約5億8000万円)で合意した。