【ニューヨーク共同】米大リーグ、カージナルスなどで史上2位の通算938盗塁を記録したルー・ブロックさんが6日に死去したと、米国野球殿堂が同日、発表した。81歳だった。
1961年にカブスでメジャーデビューした外野手で、64年途中にカージナルスへ移籍。俊足を武器に8度の盗塁王に輝き、74年には当時のシーズン最多記録となる118盗塁をマークした。オールスター戦に6度選出され、85年には米国野球殿堂入りを果たした。
ブロックさんは快足ぶりで名をとどろかせ、米国野球殿堂の公式ホームページでも「スピードで相手に重圧をかけた最も危険な選手」と紹介されている。