ダルビッシュ 連勝7でストップ、8戦ぶり負け投手もスッキリ
「カブス0-3レッズ」(9日、シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手(34)は9日(日本時間10日)、シカゴでのレッズ戦に先発し、6回を2安打3失点で2敗目を喫し、連続試合勝利が7で止まった。8試合ぶりに負け投手となったダルビッシュは「切り替えて頭がクリアになった」とすっきりとした表情だった。
一回、ムスタカスに緩い変化球を右中間スタンドまで運ばれて3失点。それでも「今日は曲がり球が良くなかったけど、(打たれたのは)あの1球だけ」と振り返った。変化球から速球主体のピッチングに切り替え、続く5回は無安打1四球と相手打線をほぼ完璧に封じ込めた。
黒星を喫したとはいえ、日本選手初のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)獲得へ、デグロム(メッツ)らライバルに引けを取らない数字を残している。