大谷翔平 4戦連続ベンチ要員 指揮官「これが今のベストメンバー」
「エンゼルス-ダイヤモンドバックス」(16日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は4試合連続でスタメンを外れた。同選手はこの日を含めて直近10試合で7度目のベンチ要員。13、15日は2試合連続で欠場している。
試合前の監督会見。米メディアから大谷の状態を問われたマドン監督は「彼は大丈夫だ。昨夜の試合で終盤にアルバート(・プホルス)の代走を予定していた」と体調面で問題がないことを強調。この日を含めて18日のレンジャーズ戦まで相手先発が左腕を予定しているため、今後も大谷のベンチスタートが続くことを示唆しながら「次のシリーズで相手投手がどうなるかを見ていく。また彼は打席に立つ。彼は大丈夫だ」と話した。
6日のアストロズとのダブルヘッダー第2戦以降、10試合で大谷のスタメン出場はわずか3試合。13打席しか立っていない状況に、指揮官は「投手と対戦することでさらに悪化することもあるので少し出場のペースを落とした」と説明。また、チームが残り11試合でプレーオフ圏内の地区2位のアストロズに4・5ゲーム差をつけられながらも望みを残していることもあり、「我々は今、プレーオフを目指している。これが今のベストメンバーだと思っている」とも話した。
大谷はここまで37試合に出場し、打率・189(132打数25安打17四球)、5本塁打、20打点、7盗塁。指揮官は何度も「彼は大丈夫だ」との言葉を口にして「戻った時にいい結果が出ることを本当に期待している」と大谷の復調を願った。