マー君 最長7回3失点で3勝目!プレーオフ見据え抜群の勝負強さ
「ヤンキース10-7ブルージェイズ」(17日、ニューヨーク)
ヤンキースの田中は今季最長となる7イニングを投げて3失点で3勝目。レギュラーシーズンは残り10試合と大詰めで、田中が抜群の勝負強さを誇るプレーオフを見据えても、この好調さはチームに大きい。「全体的にいい登板だったと思う」と振り返った。
三回に2点差を追い付かれたものの、その後はソロだけに抑えた。中盤からはスプリット、スライダーを低めに効果的に決め「スプリットも兆しというか、手応えを感じた」と納得していた。
好守でも自らを救った。三回1死二、三塁で同点適時打を許したが、外野からの返球を捕球した田中が二塁を狙った打者走者を刺した。「サードランナーが走っていないのが見えたから、途中でホームのカバーに行くのをやめた」と冷静に判断した。
大型連勝中のチームは地区首位のレイズを3・5ゲーム差の2位で追う。「先発投手はいい仕事ができている。オフェンスもいい仕事をして、いい流れで勝ちにつながっていると思う」と逆転優勝に自信をにじませた。