レイズ地区優勝 はまった筒香の1番起用 チーム2位の8本塁打、23打点
「メッツ5-8レイズ」(23日、ニューヨーク)
米大リーグは23日、各地で行われ、筒香嘉智外野手(28)が所属するレイズは、10年ぶりに地区優勝を果たした。
メジャー移籍1年目でア・リーグ東地区を制した筒香。下馬評では投打にスターをそろえるヤンキースが有利とみられていたが、機動力を絡めたそつのない攻撃を展開したレイズが頂点に立った。
筒香は打率・195と苦しんだが、けがによる離脱はなく、ともにチーム2位の8本塁打、23打点。「投手に慣れてきて、だんだん良くなってきたなと思っている」と終盤は手応えを口にしていた。
レイズは岩村明憲が在籍した08年に初めて地区を制し、ワールドシリーズに進んだ。松井秀喜が現役最後の12年にプレーし、日本になじみのある球団だ。キャッシュ監督は08年以来のワールドシリーズ進出に向け「優勝を喜んでから、また同じ仕事を続けていくだけだ」と話した。