大谷翔平 2試合を残して終戦 代打で見逃し三振 チームは6年連続プレーオフ逃す
「ドジャース9-5エンゼルス」(25日、ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は4点を追う九回に代打で出場し、見逃し三振だった。1打数無安打で打率は・193。チームは敗れてア・リーグ西地区3位以下が確定し、6年連続でプレーオフ進出を逃した。
この日のドジャースの先発はエース左腕のカーショー。大谷は前戦23日のパドレス戦で今季初めて左投手から本塁打を記録したが、マドン監督は右打ちのベテラン一塁手プホルスを指名打者で起用。2試合ぶり、直近18試合で11度目のベンチスタートとなった。
大谷がバットを手にベンチからネクストサークルに向かったのは5-9の九回だ。無死一塁の場面で9番ソトの代打で打席に入り、ドジャースの守護神ジャンセンと対じ。フルカウントから3球連続ファウルで粘りを見せたが、9球目、外角低めへのバックドアのカットボールを見送って三振。球審の判定に打席内で悔しそうな表情を見せた。
チームはア・リーグ最後の8つ目のプレーオフの枠を争っていたが、この日の敗戦で同地区アストロズの2位が確定し、4年連続ポストシーズンを決めた。
大谷は23日のパドレス戦に勝利した後、「全部勝つしかないので、その気持ちでしっかりやりたい」と逆転プレーオフに向けて必勝を期したが、自身はメジャー移籍から3年連続でポストシーズンを逃す結果となった。