大谷 見逃し三振で終戦…6年ぶりポストシーズン消える
「ドジャース9-5エンゼルス」(25日、ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)は4点を追う九回に代打で登場したが、見逃し三振に倒れた。チームも敗れ、プレーオフ進出の可能性が消滅した。
4点を追う九回無死一塁、逆転を期して代打で起用された大谷はドジャースの守護神、ジャンセンが9球連続で投じたカットボールを攻略できずに三振。見送った外角低めの球をストライクと判定され、悔しそうな表情を見せた。
最後のプレーオフ出場枠を懸けた今季最終3連戦の初戦。3ゲーム差で追うアストロズが敗れて望みをつないだかに見えたが、チームはリードを守り切れずに逆転負け。6年ぶりのポストシーズンは消えた。
打率1割台の不振。直近18試合のうち11試合で先発を外れた大谷は、力を出し切れないまま終戦を迎えた。16年にカブスを108年ぶり世界一に導いている就任1年目のマドン監督は「気分は悪い」と話したが、9月の戦績は14勝8敗。「選手たちはよく巻き返してくれた」と称賛の言葉を贈った。