ヤンキース、ブーン監督続投正式決定 マー君残留に追い風か

 田中将大投手(31)が所属するヤンキースのアーロン・ブーン監督(47)の来季続投が正式に決まった。ハル・スタインブレナー共同オーナー(50)が13日(日本時間14日)、地元ラジオ局、ESPNニューヨークの番組で「アーロン・ブーンは来年も戻る。それが真実だ」と、3年目の指揮を執ることを明言したもの。同監督の21年の契約は球団に選択権があった。

 17年オフに指導者の経験なしに解説者からヤンキースの監督に抜てきされたブーン氏は18年に100勝を挙げてワイルドカードでプレーオフに進出。翌年には103勝で7年ぶりの地区優勝に導いた。メジャー監督1年目から2年連続100勝到達はメジャー史上初の偉業だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大により60試合の短縮シーズンとなった今季は33勝27敗で地区2位。球団4年連続プレーオフ出場を達成したが、同2回戦のレイズとの地区シリーズに2勝3敗で敗れ、09年以来、11年ぶりの覇権奪回はならなかった。

 ブーン体制の維持は、今季で7年1億5500万ドル(約163億5000万円)の契約を満了し、来季の去就が注目されている田中の残留に追い風となりそうだ。

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