大谷翔平、来季年俸3・2億円 米サイトが打者成績を基に予想
米大リーグ情報や緻密なデータ分析で定評のある「MLBトレード・ルーマーズ」は15日(日本時間16日)、今オフに年俸調停の権利をもつ選手の予想年俸を掲載。メジャー3年目を終え、初めて年俸調停権を得るエンゼルスの大谷翔平選手(26)の来季年俸を300万ドル(約3億1600万円)と予想した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、従来の162試合制ではなく、60試合制で実施された今シーズン。同サイトは3つの方法、(1)60試合のデータを採用、(2)162試合に換算したデータ(例:1本塁打は2.7本塁打)を採用、(3)調停2年目以上の場合は162試合に換算した場合の上げ幅の37%を加算、を基に来季年俸を算出した。
大谷はメジャー1、3年目に投手としても出場しているが、同サイトは打者のデータを基に予想。1年目は104試合、打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁、打者に専念した2年目は106試合、打率・286、18本塁打、62打点、12盗塁、今季は44試合で打率・190、7本塁打、24打点、7盗塁だった同選手が、オフの球団との年俸交渉で合意に至らず、調停に持ち込まれた場合の年俸を(1)210万ドル(約2億2100万円)、(2)300万ドル(約3億1600万円)、(3)210万ドル(同)とした。
大谷の年俸はポスティングシステムの規定により1年目はメジャー最低年俸の54万5000ドル(約5700万円)、昨季は65万ドル(約6900万円)、今季は70万ドル(約162試合実施の場合。約7400万円)。同サイトの予想では来季年俸は前年から4・3倍に跳ね上がることになる。