レイズ、第7戦はアロサレーナの2ランで先制 PS新人最多7本塁打 筒香はベンチ
「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第7戦、レイズーアストロズ」(17日、サンディエゴ)
筒香嘉智内野手(28)が所属するレイズは初回に3番アロサレーナの2ランで先制した。
キューバ出身の新人アロサレーナはここまでポストシーズン(PS)全13試合に出場して打率・392、6本塁打と絶好調。初回1死一塁の打席は右腕マクラーズに対し、カウント2-2から6球目、156キロシンカーを完璧にとらえて中越え2ラン。PS7本目のホームランで新人記録を更新した。
レイズはシリーズ3勝2敗で臨んだ前日の第6戦に敗れており、この日の最終決戦で12年ぶりのワールドシリーズ進出を目指す。一方のアストロズは04年ア・リーグ優勝決定シリーズのレッドソックス以来、16年ぶり2球団目となる3連敗からの3連勝で逆王手をかけ、サイン盗みが判明した17年のワールドチャンピオン以来、3年ぶりのシリーズ突破に挑む。
レイズの筒香は前日の第6戦で3点を追う九回に代打で右前打。一塁側へ寄った敵軍内野陣のシフトを破ってPS2本目の安打を放って反撃のきっかけをつくったが、3試合連続でベンチスタート。PSは13試合のうち5試合(先発3試合)に出場し、打率・154(13打数2安打)の成績を残している。
レイズのラインアップ(数字はPSの成績)
1番・右翼 マーゴー 打率・270、5本塁打、11打点
2番・二塁 ロー 打率・104、1本塁打、2打点
3番・左翼 アロサレーナ 打率・392、6本塁打、8打点
4番・DH メドウズ 打率・129、2本塁打、2打点
5番・一塁 崔 打率・250、2本塁打、4打点
6番・遊撃 アダメズ 打率・139、0本塁打、3打点
7番・三塁 ウェンドル 打率・222、0本塁打、2打点
8番・捕手 ズニーノ 打率・200、3本塁打、6打点
9番・中堅 キーアマイヤー打率・212、2本塁打、2打点