レイズ筒香、WS第1戦は控えか ドジャース先発は左腕カーショー
米大リーグのワールドシリーズは20日(日本時間21日)に幕を開ける。12年ぶりの出場で97年の球団創設以来、初のチャンピオンを目指すア・リーグ覇者レイズ(東地区1位)と、直近4年で3度のリーグ優勝を飾り、88年以来32年ぶりの優勝を狙うドジャース(西地区1位)との戦い。レイズは19日(同20日)、2戦目までの先発を発表し、第1戦がグラスノーで第2戦がスネル。一方のドジャースはベテラン左腕のカーショーを“開幕投手”に指名した。
レイズの筒香は日本選手では18年の前田(ドジャース)以来、2年ぶりのシリーズ進出。まだシリーズ登録選手28人は発表されていないが、出場することになれば、日本選手14人目。野手では14年の青木(ロイヤルズ)以来、6年ぶり8人目となる。
筒香はここまでポストシーズン5試合に出場。各シリーズ1試合ずつ、計3試合にスタメンで起用され、14日のアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦ではうれしい初安打を記録している。通算打率は・154(13打数2安打)。ただし、先発出場はいずれも相手先発が右投手に限られており、左腕のカーショーとウリアス、剛腕のビューラーやメイらを擁するドジャースとの今シリーズの出場機会は限定されることが予想される。