パドレス捕手、大麻所持で逮捕 8日のプレーオフに出場
パドレスの若手有望捕手、ルイス・カンプサノ(22)が大麻所持の疑いで逮捕された、と20日(日本時間21日)、地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューン電子版が伝えた。
同紙によると、カンプサノは17日(同18日)午前5時すぎ、故郷ジョージア州オーガスタに近いグローブタウンで同選手の所有車から大麻79グラムが見つかった。米国内では大麻を合法とする州があるなど、州ごとに刑罰が異なり、ジョージア州では1オンス(約28グラム)以上の所持の場合は10年以下の懲役が課せられる。同選手は5000ドル(約52万7000円)の保釈金を納めて釈放されたという。
カンプサノは17年ドラフトでパドレスから2巡目に指名されてプロ入り。昨季はマイナーの1A+で打率・325、15本塁打、81打点をマークし、球団のプロスペクトランキングで野手2位の高い評価を受けた。
今季は新型コロナウイルス感染拡大により、マイナーの公式戦は実施されなかったが、9月にメジャーに初めて昇格し、デビュー戦となった同4日のアスレチックス戦で初本塁打を記録。ポストシーズンでもベンチ入りし、今月8日に行われたドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦に代打で出場した。