マエケンと秋山、Gグラブ賞最終候補入り 10年イチロー以来、日本選手受賞なるか
米大リーグで優れた守備の選手に贈られるゴールドグラブ賞の最終候補が発表され、ア・リーグ投手部門でツインズの前田健太投手(32)が、ナ・リーグ左翼手部門でレッズの秋山翔吾外野手(32)が上位3人に入った。日本選手では18年にア・リーグ投手部門でヤンキースの田中将大投手(31)が最終候補にノミネートされたが、受賞ならず。10年に10年連続10度目の受賞を果たしたイチロー(マリナーズ)以来10年ぶり、投手では史上初めて選出されるか注目される。
前田はカープ時代の10年と12~15年にゴールドグラブ賞に相当するゴールデングラブ賞を5回受賞。メジャーでも守備力の高い投手として評価されている。秋山は西武時代に中堅手として13年と15~19年に計6回、ゴールデングラブ賞を獲得。メジャー1年目の今季はシーズン60試合のうち左翼で30試合に、中堅で17試合にスタメン出場し、89守備機会無失策だった。
〇各部門最終候補
ア・リーグ
投手部門 キャニング(エンゼルス)、前田(ツインズ)、プリーサック(インディアンス)
捕手部門 グランダル、マキャン(ともにホワイトソックス)、ぺレス(インディアンス)
一塁手部門 グリエル(アストロズ)、オルソン(アスレチックス)、ホワイト(マリナーズ)
二塁手部門 ヘルナンデス(インディアンス)、ロペス(ロイヤルズ)、メンディック(ホワイトソックス)、スクープ(タイガース)
三塁手部門 カイナーファレファ(レンジャーズ)、モンカダ(ホワイトソックス)、ウルシェラ(ヤンキース)
遊撃手部門 コレア(アストロズ)、クロフォード(マリナーズ)、グッドラム(タイガース)
左翼手部門 ゴードン(ロイヤルズ)、グリエルJr.(ブルージェイズ)、タッカー(アストロズ)
中堅手部門 バクストン(ツインズ)、ロレアーノ(アスレチックス)、ロバート(ホワイトソックス)
右翼手部門 フレイジャー(ヤンキース)、ガロ(レンジャーズ)、サンタンダー(オリオールズ)
ナ・リーグ
投手部門 フリード(ブレーブス)、ヘンドリクス(カブス)、ミルズ(カブス)
捕手部門 バーンハート(レッズ)、コントレラス(カブス)、スタリングス(パイレーツ)
一塁手部門 ベルト(ジャイアンツ)、ゴールドシュミット(カージナルス)、リゾ(カブス)
二塁手部門 フレイジャー(パイレーツ)、ホーナー(カブス)、ウォン(カージナルス)
三塁手部門 アンダーソン(マーリンズ)、アレナド(ロッキーズ)、マチャド(パドレス)
遊撃手部門 バエズ(カブス)、ロハス(マーリンズ)、スワンソン(ブレーブス)
左翼手部門 秋山(レッズ)、オニール(カージナルス)、ペラルタ(Dバックス)
中堅手部門 アクーニャ(ブレーブス)、ベリンジャー(ドジャース)、グリシャム(パドレス)
右翼手部門 ベッツ(ドジャース)、ブラックモン(ロッキーズ)、ヘイワード(カブス)