ドジャース 剛腕ビューラー史上初の快投でシリーズ2勝1敗
「ワールドシリーズ・第3戦、レイズ2-6ドジャース」(23日、アーリントン)
ドジャースが快勝し、シリーズを2勝1敗とした。先発ビューラーが五回1死までレイズ打線を無安打無失点に抑えるなど、6回3安打1失点、1四球10奪三振の快投でポストシーズン(PS)2勝目を挙げた。6イニング以下で2桁奪三振を記録したのはワールドシリーズ史上初めて。
第2戦を落とし、シリーズ1勝1敗としたドジャースは初回、3番ターナーがPS球団最多タイとなる通算11本目の本塁打で1点を先制。三回には2死からシーガーの死球とターナーの左翼線二塁打で二、三塁とし、マンシーが2点中前適時打を放った。3-0の四回には1死一、三塁から9番バーンズのスクイズ、さらに2死二塁からベッツの中前適時打で2点を追加。六回にはバーンズのソロでリードを広げた。
この日の主役は先発のビューラーだ。最速160キロの速球と140キロ台のスライダー、130キロ台のナックルカーブを織り交ぜ、レイズ打線を手玉に取った。五回1死からマーゴ-にこの日初安打となる二塁打を許し、2死からアダメスの二塁打で1失点。六回に1安打されたが、3三振を奪う力投で反撃のチャンスを与えず。6イニングを投げ切り、勝利のバトンをブルペン陣に託した。