筒香、1点追う九回に代打で空振り三振 チームは劇的逆転サヨナラ勝利で2勝目
「ワールドシリーズ・第4戦、レイズ8-7ドジャース」(24日、アーリントン)
レイズの筒香嘉智内野手(28)は7戦連続でスタメンを外れ、1点を追う九回に代打で出場し、空振り三振だった。98年の球団創設以来初の優勝を目指すチームは劇的サヨナラ勝利でシリーズ2勝2敗とした。
前日23日の第3戦は八回に代打で二ゴロ。日本人野手では14年の青木(ロイヤルズ)以来、6年ぶり史上8人目のワールドシリーズ出場を果たしたが、悔しい結果となった筒香は、6-7の九回に先頭で打席に立った。
マウンドには守護神のジャンセン。2ボールから内寄り143キロカットボールをファウルにすると、ほぼ真ん中の146キロカットボールを空振りして追い込まれる。最後は5球目、低めの151キロカットボールにバットは空を切った。
今ポストシーズンの通算成績は打率・133(15打数2安打)となった。
試合は、レイズが2点を追う六回にローが3番手右腕バエズにカウント2-2と追い込まれながら外角低めの153キロ直球を左中間へ起死回生の逆転3ラン。しかし、八回に6番手アンダーソンがシーガーに勝ち越し適時打を許した。1点ビハインドの九回に2死一、二塁で一打サヨナラの好機に途中出場のフィリップスが中前適時打で追いつき、さらに相手野手の失策で一塁走者のアロサレーナがサヨナラのホームを踏んだ。