大リーグFA最強右腕バウアー、日本球団も選択肢を明言 米予想は7年255億円

 米大リーグ選手会は28日(日本時間29日)、フリーエジェント(FA)になった147選手を発表。日本選手ではヤンキースとの7年1億5500万ドル(約161億5000万円)の契約を満了した田中将大投手(31)と、メジャー3年目を終えたマリナーズの平野佳寿投手(34)がリストに掲載された。

 レッズからFAになり、田中らとともに今オフ最も注目されている先発投手のトレバー・バウアー(29)はこの日、自身のツイッターを更新。フリーエージェントになるにあたって3つのポイントを挙げ、1つ目に「私はMLBやNPBのオファーを検討します」とつづった。

 親日家としても知られる右腕は、今季5勝4敗ながらリーグ1位の防御率1・73、同1位のWHIP0・795、73イニングで100奪三振などを記録し、選手間投票による優秀投手賞を受賞。カブスのダルビッシュとともにサイ・ヤング賞有力候補にも挙がっている。一部の米メディアは「昨オフにナショナルズのストラスバーグが合意した7年2億4500万ドル(約255億3000万円)に近い条件を要求するかもしれない」と予想している。

 2つ目にFAに関する正確な情報は代理人を通して公表すること、3つ目にオフシーズンの間は自身のブログで情報発信していくことを記した。

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