マー君 ヤンキースから1年20億円QO提示されず 全30球団との交渉可能に

 米大リーグ、ヤンキースは1日(日本時間2日)、今季終了後にフリーエージェント(FA)になった自軍選手を対象にした1年1890万ドル(約20億円)のクオリファイング・オファー(QO)をDJ・ラメーヒュー内野手(32)に提示したと発表した。今季で7年1億5500万ドル(約163億円)の契約を満了し、FAになった田中将大投手(32)には提示しなかった。

 QOの制度は、今季年俸上位125選手の平均額を規定額とし、球団からの提示を拒否したFA選手を獲得した他球団は翌年のドラフト上位指名権を元所属球団に譲渡するというもの。無償でFA選手の不公平な流出を防ぐために12年から導入された。この日が球団から選手への提示期限で、選手は11日(同12日)までに諾否を決定する。

 田中はこの日でヤンキースとの独占交渉期間が終了したため、今後はヤンキースを含めた全30球団との交渉が可能となる。

 なお、大リーグ公式サイトによると、QOのオファーを受けたのはラメーヒュー、レッズからFAとなり、日本球団のオファーも検討することを明言しているバウアーのほか、リアルミュート(フィリーズ)、スプリンガー(アストロズ)、ストローマン(メッツ)、ガウズマン(ジャイアンツ)の6選手。

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