大リーグMVP投票 ダルビッシュ14位 アはアブレイユ ナはフリーマン
全米野球記者協会(BBWAA)は12日(日本時間13日)、記者投票で決定するMVPを発表し、ア・リーグはホワイトソックスのホゼ・アブレイユ内野手(33)が、ナ・リーグはフレディ・フリーマン内野手(31)がともに初めて受賞した。最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞で2位だったカブスのダルビッシュ有投手(34)が14位に入った。
14年新人王のアブレイユは7年目の今季、全60試合に出場してリーグ4位の打率・317、同2位の19本塁打、同1位の60打点と長打率・619を残した。ホワイトソックスのMVPは94年のトーマス以来、26年ぶり4人目。キューバ出身では88年のカンセコ(アスレチックス)以来、32年ぶり3人目。
メジャー11年目のフリーマンも全60試合に出場し、リーグ2位の打率・341、13本塁打、同2位の53打点、同1位の51得点、OPS(出塁率+長打率)1・102をマークした。
日本人初の最多勝投手となったダルビッシュは7位票、9位票、10位票をそれぞれ2人の記者から集めて計14点だった。
同賞はBBWAAから選ばれた30人が10名連記で投票。1位14点、2位9点、3位8点、4位7点、…、10位1点の合計で決定される。
▽MVPの投票結果上位5人
ア・リーグ
(1)アブレイユ(ホワイトソックス)374点(1位票21)
(2)ラミレス(インディアンス)303点(1位票8)
(3)ルメーヒュー(ヤンキース)230点(1位票1)
(4)ビーバー(インディアンス)173点
(5)トラウト(エンゼルス)172点
ナ・リーグ
(1)フリーマン(ブレーブス)410点(1位票28)
(2)ベッツ(ドジャース)268点(1位票2)
(3)マチャド(パドレス)221点
(4)タティスJr.(パドレス)201点
(5)ソト(ナショナルズ)172点