MVP初受賞のアブレイユ、感極まる「これまでの努力が認められた」
全米野球記者協会会員の投票で決まる米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が12日に発表され、ア・リーグは打点王に輝いたホワイトソックスのアブレイユ、ナ・リーグはブレーブスのフリーマンがともに初受賞を果たした。
2014年新人王のアブレイユは打率・317、19本塁打、60打点をマーク。開幕前に新型コロナウイルスに感染したフリーマンは打率・341、13本塁打、53打点で、打率と打点はリーグ2位だった。
アは2位がインディアンスのラミレス、3位がヤンキースで首位打者を獲得したラメーヒュー。ナは2位がドジャースのベッツ、3位がパドレスのマチャドだった。
ホワイトソックス・アブレイユはオンラインで発表に参加し、受賞が決まると感極まって突っ伏したまま言葉にならなかった。両リーグ最多の60打点を挙げ、12年ぶりとなるチームのプレーオフ進出に貢献。キューバ出身選手としては3人目のMVP受賞で「これまでの努力が認められた気がする」と喜びをかみしめた。