フリーマン、11年目でMVP初受賞 コロナ克服、打率と打点リーグ2位
全米野球記者協会会員の投票で決まる米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が12日に発表され、ア・リーグは打点王に輝いたホワイトソックスのアブレイユ、ナ・リーグはブレーブスのフリーマンがともに初受賞を果たした。フリーマンは打率・341、13本塁打、53打点で、打率と打点はリーグ2位だった。
メジャー11年目での初受賞となったフリーマンは「こんなことが起こるなんて考えたこともなかった」と家族と喜びを分かち合った。開幕前に新型コロナウイルスに感染した今季は調子が上がらず「スロースタートで精神的にもつらかった」という。家族やチームメートの支えもあり、月間打率は8月が・330、9月は・375と復調。3年連続地区優勝の原動力となった。