メッツがポスティングシステムによるメジャー移籍を目指している巨人の菅野智之投手（３１）に関心を持っていると２２日、地元紙のニューヨーク・ポスト（電子版）が報じた。

　球団の外部役員の「獲得の可能性は、どの球団にも劣らないと思う」との談話を掲載。先発ローテーションでは、昨季まで２年連続でサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）を受賞したエース右腕デグロムに続く２、３番手の評価とした。

　メッツは今オフにヘッジファンドを運営するコーエン氏が新オーナーに就任。補強に積極的な姿勢を見せており、今季プレーオフ進出を逃したチームは先発陣の底上げも課題になっている。

　菅野獲得にはかねてパドレス、レッドソックス、ブルージェイズ、レンジャーズも興味を示しているとされている。交渉期限は米東部時間の来年１月７日午後５時（日本時間同８日午前７時）で、巨人残留の可能性もある中、本人は年内決着を希望している。