禁止薬物使用で来季出場停止のカノ 母国リーグ初登場で2本塁打4打点の活躍
2度目の薬物規定違反により来季162試合の出場停止処分を受けたメッツのロビンソン・カノ内野手(38)が27日(日本時間28日)、母国ドミニカ共和国で開催されているウインターリーグで2本塁打、4打点の鮮烈デビューを飾った。所属チームのエストレージャスの公式ツイッターや地元メディアが同内野手の活躍を伝えた。
カノはこの日、本拠地サンペドロ・デ・マコリスで行われたレオネス戦でエストレージャスに加入し、同リーグに途中参戦。初打席となった一回に右越えソロで先制点をたたき出すと、三回には右中間方向へ3ランを放った。4打数2安打4打点、2得点の活躍で8-4の勝利に貢献した。
カノは13年オフにヤンキースからFAになり、マリナーズと10年2億4000万ドル(約248億4000万円)で合意。しかし、米大リーグ機構は11月に18年に続いて2度目の薬物規定違反があったとして、162試合の出場停止処分を発表。来季の年俸2400万ドル(約24億8400万円)は支払われないことが決まっている。