巨人・菅野 メジャー球団との交渉難航か 複数の米メディア「日本に残る可能性高い」
7日(日本時間8日)にポスティングシステムの交渉期限を迎える巨人の菅野智之投手(31)が巨人に残留する可能性があると5日(日本時間6日)、複数の米メディアが伝えた。
ここまで菅野の獲得に動いている球団として、西海岸のサンフランシスコが本拠地のジャイアンツ、カナダ・トロントに拠点を置き山口俊投手が所属するブルージェイズ、東海岸ボストンの伝統球団レッドソックス、ニューヨークのメッツなどが報じられていた。
しかし、4日の時点でニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者が、メッツが交渉に入っていないことをツイートで報告。さらに、この日、米スポーツ専門局ESPN電子版が「ニューヨーク・メッツが外れている。その他に彼(菅野)に関係しているサンフランシスコ・ジャイアンツやボストン・レッドソックスは菅野側が要求する条件を出さないと思われる」と交渉が難航していることを示唆。今季も巨人に残る可能性を伝えた。
また、MLBニュースネットワークは公式ツイッターで「ブルージェイズがトモユキ・スガノを獲得することはなさそうだ。彼は日本に残る可能性がかなり高いようだ」とした。
菅野に関しては米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が3日(同4日)に自身のツイッターで巨人が4年契約を、メジャー球団は巨人を上回る金額の契約を提示したと報告。巨人との契約は今後の同投手のメジャー移籍を可能にするために1年ごとに契約を見直すことができるオプトアウトの権利が含まれているとも伝えた。