菅野、巨人残留も メッツ争奪戦撤退…メジャー球団と交渉難航か

 米東部時間の7日午後5時(日本時間8日午前7時)にポスティングシステムの交渉期限を迎える巨人・菅野智之投手(31)が、日本に残留する可能性があると5日(同6日)、複数の米メディアが伝えた。リミットが迫る中、メッツが争奪戦から撤退したことが明らかになるなど、菅野サイドが求める条件をメジャー球団が満たせない可能性があると指摘。巨人はオプトアウト条項がついた4年契約を提示しているもようで、決断に注目が集まる。

 メジャー挑戦を目指した右腕の交渉が難航している。4日の時点でニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者が、メッツが交渉に入っていないことをツイートで報告。この日、米スポーツ専門局ESPN電子版は「ニューヨーク・メッツが外れている。その他に彼(菅野)に関係しているサンフランシスコ・ジャイアンツやボストン・レッドソックスは菅野側が要求する条件を出さないと思われる」と報じた。

 そこで浮上するのが2021年も巨人に残留し、プレーすること。他にもブルージェイズやエンゼルスの名前が挙がっているが、MLBニュースネットワークは公式ツイッターで「ブルージェイズがトモユキ・スガノを獲得することはなさそうだ。彼は日本に残る可能性がかなり高いようだ」とした。

 菅野に関しては米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が、3日に自身のツイッターで巨人がオプトアウト条項を含む4年契約を提示したと報告。具体的には22年以降のメジャー移籍を可能とするため、1年ごとに契約を見直すことができる権利が含まれているもようだ。

 憧れのメジャーか、それとも巨人残留か-。決断の時は確実に迫っている。

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