菅野にメジャー2球団がオファー Bジェイズ断念理由は山口俊との競争回避 米記者伝える
米大リーグ移籍を断念し、巨人残留を決断した菅野智之投手(31)についてMLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は8日(日本時間9日)、自身のツイッターでブルージェイズとパドレスの2球団からオファーがあった、と伝えた。
ブルージェイズはカナダ・トロントを本拠地とし、19年オフに巨人からポスティングシステムを使って移籍した山口俊投手が所属。西海岸のサンディエゴを拠点とするパドレスは今オフにカブスとのトレードでダルビッシュ有投手を獲得している。
同記者はメジャー球団と合意しなかった同投手に対して「この冬にFAになるのはベストのタイミングではなかったかもしれない」と同情しながら、巨人と合意した4年契約には1年ごとに契約を見直し、破棄できるオプトアウトの権利が含まれているを踏まえ、「(メジャーに)再挑戦するチャンスがある」とした。
また、MLBニュースネットワークはジョン・モロシ記者の解説として「トモユキ・スガノがブルージェイズのオファーを断った理由は読売ジャイアンツでチームメートだったシュン・ヤマグチと先発ローテーションの枠を争いたくなかったから」と伝えた。