大谷翔平、年俸3・4億円希望 球団2・6億円提示 合意できず年俸調停へ 米記者伝える
米大リーグ、エンゼルスのペリー・ミナシアンGM(40)は15日(日本時間16日)、電話会見を行い、メジャー3年目を終えて初めて年俸調停権を取得した大谷翔平選手(26)の今季年俸を年俸調停委員会の裁定に委ねる意向を明らかにした。大リーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者によると、大谷はエンゼルスに330万ドル(約3億4300万円)を希望したのに対し、球団は250万ドル(約2億6000万円)を提示したという。
大谷の年俸はポスティングシステムの規定により1年目の18年がメジャー最低年俸の54万5000ドル(約5700万円)、19年は65万ドル(約6760万円)、昨季は70万ドル(162試合実施の場合。約7280万円)だった。
この日は年俸調停権を保有する選手と所属球団が互いの希望額を提出する期限。大谷と球団の希望額はいずれも明らかになっていないが、米大リーグ情報や緻密なデータ分析で定評のある「MLBトレード・ルーマーズ」によると、メジャー3年目を終えて初めて年俸調停権を得た大谷の今季年俸を300万ドル(約3億1200万円)と予想した。