大谷の女房役に!?日系3世のカート・スズキがエンゼルスと契約

 米大リーグ・エンゼルスは15日(日本時間16日)、FAとなっていたカート・スズキ捕手と1年契約を結んだと発表した。年俸は150万ドル。同チームには大谷翔平投手が所属しており、今シーズンの二刀流完全復活を支える心強い“女房役”となりそうだ。

 スズキは祖父母が愛知県名古屋市出身の日系3世。米ハワイで生まれ育ち、MLB通算で1479試合に出場。メジャー全体でも屈指の好捕手として知られている。ナショナルズ時代の2019年は、ワールドシリーズ中に故障離脱したものの、扇の要の1人としてチームを初の世界一へ導いた。昨季終了後、FAとなって移籍先を探していた。

 2012年のアスレチックス時代には、東京ドームで行われたマリナーズとの日本開幕戦に5番・捕手でフル出場。直前に行われたプレシーズンゲームでは阪神・メッセンジャーから本塁打を放っていた。実績&経験ともに申し分ない捕手が、エンゼルスに加わった。

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